ハラスメント対策を講じている企業事例をご紹介します

【企業プロフィール】

株式会社セルフトランセンデンス
代表者:徳橋 英治
創業:2010年
所在地:東京都渋谷区恵比寿1-5-8 初鹿野ビル8F
従業員数:正社員 7名
    (2023年現在)
事業内容:組織開発・人材開発
   ・研修プログラム(中堅社員に火をつける)
   ・コンサルティング(目標管理の有効活用)
ホームページ:https://self-t.co.jp/

実施しているハラスメント対策

当社のメイン事業が「研修」です。
その中で、「ハラスメント」に関する研修も扱っており、定期的に我々自身がハラスメントを学ぶ機会や意識を高める機会が多くあります。定期的に学び、意識をするように心がけてはいても私自身、メンバーに対する指導や育成において、ついつい言い過ぎてしまうこともあるのが正直なところ。                                       メンバーは面と向かって「ハラスメント」とは言いにくいと思いますので、私自身、毎朝、自分自身と内省する時間を大切にしております。
また、こちらが間違えるとき、間違った対応をするときも多々あります。その際は、メンバーに素直に謝るようにもしています。ハラスメントが横行すると、コミュニケーションの不活性、悪い風土を生み、結果として組織全体が悪循環に入ってしまいます。規則やルールを作るだけでは意味が無く、むしろ運用こそが肝。特に組織の長である自分自身の在り方、関わり方が最重要。その意味で、まずは経営者、管理職自らが襟を正すのが基本だと私自身は考えています。                                            加えて、当社では職場のハラスメントを、社内だけの問題とは考えていません。もし社外の活動で理不尽なことをされたり、嫌な思いをしてきたメンバーがいたら、話を聞きますし、必要に応じて私が対応するようにしています。


ハラスメント対策に力を入れる理由

組織開発、人材開発を主事業とする我々の使命は、「働く人を元気にすること」。その我々自身に元気がなければ、当然説得力に欠ける。
みんなで「良い会社を創ろう」という共通のビジョンを掲げ、我々自身が社会のロールモデル企業になる、そのような想いの一環として、ハラスメント対策にも力を入れております。


ハラスメント対策後の変化

コロナ禍でリモートワークが中心になりました。
顔を合わせて、コミュニケーションをとる機会は必然的に減っていったものの、お互いに助け合う、年上、年下関係なく、率直に言うべきことは言う等はしっかりできているように思います。もちろん、人によってのばらつきがあるのも事実ですので、もちろん、人によってのばらつきがあるのも事実ですので、まだまだ道半ば。
ただ、最高のチームを作る、その想いを持って、メンバーと共に、歩みを止めず、前に進んでいきたいと考えております。


メッセージ

メンバーはどうしても、上司に対し、忖度の心が働くもの。簡単なことでは無いですが、上司としては、いかに相手の本心と向き合えるかが勝負だと考えます。
そのためには、まず、相手を観て、聴くが基本。さらに、こちらの本心を素直に伝えることも重要だと考えます。
ハラスメント対策は、当然目的ではなく、我々のビジョン「良い会社を創ろう」の過程・手段において、重要な位置付けの1つだと言えます。

(代表取締役 徳橋英治)