ハラスメント対策を講じている企業事例をご紹介します
【企業プロフィール】
株式会社本橋工務店
代表者:本橋 敬明
創業:1945年9月1日
所在地:埼玉県所沢市大字上山口168番地5
従業員数:正社員 9名
(2023年3月現在)
事業内容:注文住宅の企画、設計、施工
住宅リフォーム
ホームページ:https://motohashi-koumuten.co.jp/
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実施しているハラスメント対策
私(代表の本橋)は、約300社が加盟する、国土交通大臣登録団体の「一般財団法人住生活リフォーム推進協会(HORP)」埼玉県支部の幹事及び所沢西エリア代表です。
HORPの活動の1つに「職場のハラスメント解消」があります。加盟している企業の経営者向けに研修が度々開かれており、指導とハラスメントをどう区別するのか、適切な指導方法などを学ぶ機会があります。当社においても、研修に参加しハラスメントの概念や対策法、指導法を学び実践を繰り返す日々です。
ハラスメント対策に力を入れる理由
現在、建設業は人材不足の状態にあります。
良い仕事をするには経験も必要で、入社してすぐに独り立ちできるわけではありません。従業員は会社と長い付き合いをしていくことで、一人前の職人になることができます。
そのためには、会社が長く働ける環境を作る必要があります。ハラスメントはそれを阻害する大きな要素となるため、対策・予防に力を入れる必要があると考えています。
ハラスメント対策後の変化
建設業なので、危険な作業に関わることもあります。そのようなときは命を守るために大きな声で注意をする必要がありますが、それ以外の注意や指摘の際は工夫して伝えています。
たとえば、注意される側の気持ちを考慮して、人前でなく個別に伝えたり、1つの事柄については説教にならないよう、要点を絞って5分以内で伝えるなどしています。上手に伝えると、お互いに無駄なエネルギーを使わなくて済みますし、そのエネルギーをお客様のために使えるので良い効果が生まれていると思います。
メッセージ
当社は2023年現在、創業78年を迎えました。「地域にお住いの皆様の暮らしを良くする企業」を目指しています。80周年、100周年を迎えるためには、今後も自社サービスの質の向上とともに従業員が働きやすい環境を保ち続けたいと考えています。ハラスメント対策は自社の従業員のためであることはもちろん、ひいてはお客様により良いサービスを提供し続けるものと考えています。
(代表取締役 本橋敬明)