ハラスメント対策を講じている企業事例をご紹介します

【企業プロフィール】

株式会社笠巻工務店
代表者:笠巻 淳一
創業:1969年6月
所在地:埼玉県さいたま市岩槻区相野原220
従業員数:正社員 5名(2021年4月現在)
事業内容:住宅・店舗の新築、増築、改築、リフォ-ムの設計・
     施工、 造作家具、寺社建造物などの宮大工工事
ホームページ:https://kasamakikoumuten.com/

実施しているハラスメント対策

社長の私自身が、ハラスメント、主にはパワハラの対策研修に参加して学んでいます。法律(パワハラ防止法)で定められている企業の義務や、パワハラと指導の違いや適切な叱り方などについてインプットしています。それら学んだことを日々実践しています。


ハラスメント対策に力を入れる理由

当社の企業理念は「家もひとも健康でいられる心遣いを追求します」です。
これはお客様の家、健康のことを指していますが、私は従業員に対しても、健康でいられる心遣いのある会社であるべきと考えています。その一環としてハラスメント対策に取り組んでいます。


ハラスメント対策後の変化

もともと当社においては、ハラスメントがある職場ではないため、大きく変化があったわけではありません。ただ、今の日本においてパワハラに当たることと当たらないことを理解しておくことで、予防にもつながりますし従業員に敬意をもって接することができていると思います。


メッセージ

当社は一般的な住宅の新築・増築・改装なども行っていますが、実は宮大工として神社仏閣の仕事に関わることもあります。宮大工は下積みは10年以上と言われています。当社の社員はベテラン揃いで、腕が確かな職人たちです。長年一緒に仕事をしてきているため、言葉数が少なくとも意思疎通ができます。
今後、新たな仲間が入社した場合には難しい現場にもすぐに対応してもらう必要があります。ベテランの仲間にすぐに馴染んでもらうためにより良いコミュニケーションや上手な叱り方、ハラスメントの基礎も学ぶ必要があると思っています。お客様へより良いサービスを提供し続けるために、私たちの心も健康でありたいと考えます。
(代表取締役 笠巻淳一)